一般廃棄物と産業廃棄物の境目とは?
一般廃棄物と産業廃棄物の区別は、意外と分かりづらいものです。
一般廃棄物は、家庭から排出されるごみや、事業所から出る生活ごみです。
代表的なものは生ごみや紙くず、木くずなど。
つまり、日常生活に伴って排出されるごみが一般廃棄物の対象となります。
これらは自治体が収集、処理を担っています。
一方、産業廃棄物は、事業活動に伴って排出される廃棄物のことです。具体的には、工場や事業所から出る廃プラスチックや金属くず、汚泥などが該当します。
これらの処理は、事業者の責任において適切に行われる必要があります。
では、一般廃棄物と産業廃棄物の境目はどこにあるのでしょうか。
例えば、オフィスから出る紙くずは一般廃棄物ですが、工場から出る加工くずは産業廃棄物です。
つまり、排出の主体が一般家庭か事業者かで判断されます。
また同じ種類のものでも、排出量によって区分が変わってきます。
事業所から出る生活ごみのような少量のものは一般廃棄物扱いですが、大量に排出されるものは産業廃棄物となります。
さらに、製品の製造過程で出る副産物や、原材料の残渣なども産業廃棄物に該当します。
このように、一般廃棄物と産業廃棄物の区別は微妙な部分も多く、状況によって判断が異なる場合があります。
ごみ処分にお悩みなら弊社にご相談ください。